高血圧

日本高血圧学会 高血圧専門医が、血圧が十分に下がらない原因を整理し、降圧目標に向けた治療を行います。

HYPERTENSION

治療中でも、目標まで下がっていない方が多くいます

「お薬をもらっている」と「血圧が下がっている」は別のことです

日本には高血圧の方が約4,300万人いると推計されていますが、治療を受けていても血圧が目標値まで下がっている方は、3割程度にとどまるといわれています。 つまり、通院してお薬を飲んでいる方の多くが、目標に届いていない可能性があります。

高血圧はほとんど自覚症状がないまま進行し、脳卒中・心筋梗塞・心不全・腎不全・大動脈疾患など、 命に関わる病気の原因になります。血圧を適切に下げることは、こうした病気やそれによる死亡のリスクを減らすことにつながると報告されています。

さらに降圧目標は見直されており、無理なく下げられる場合は、より低い値を目指すようになっています。 以前に聞いた基準のままになっている方もいらっしゃいます。

一方で、ご自身の降圧目標が何mmHgなのかをご存じない方は少なくありません。 当院では、「今の血圧が目標に達しているか」を一緒に確認することから診療を始めます。

降圧目標の目安

診察室で測る血圧ご家庭で測る血圧
130/80 mmHg 未満125/75 mmHg 未満

※ 血圧を下げることでふらつきやだるさなどが出ず、無理なく下げられる場合(忍容性がある場合)の目標です。 体調の変化やお体の状態によっては、より緩やかな目標とすることがあります。
※ 糖尿病・腎臓病・脳血管障害などの合併症の有無によっても目標は変わります。 おひとりおひとりの目標は、診察のうえでご説明します。

REASON

血圧が下がらないのには、理由があります

「きちんと飲んでいるのに下がらない」という方には、見直すことで変わる余地が残っている場合があります。 当院では次のような点を順番に確認していきます。

お薬の種類・組み合わせ・量が合っていない

降圧薬にはいくつかの系統があり、年齢や合併症、体質によって適した組み合わせが変わります。長く同じ処方が続いている場合、見直しによって改善が期待できることがあります。

飲むタイミングや、飲み忘れ

朝だけでは夜間や早朝の血圧が下がりきらないことがあります。飲み忘れが続いている場合も、服用しやすい処方への変更をご相談いただけます。

診察室の血圧と、ご家庭の血圧が違う

診察室では正常でもご家庭では高い「仮面高血圧」、その逆の「白衣高血圧」があります。治療方針を決めるうえで家庭血圧の記録はとても重要です。

塩分・お酒・睡眠などの生活習慣

塩分の摂りすぎや飲酒に加え、いびきや睡眠時無呼吸が血圧に影響していることもあります。生活面で無理なく続けられる工夫をご提案します。

血圧を上げる別の病気が隠れている(二次性高血圧)

ホルモンの異常や腎臓・血管の病気などが原因で血圧が上がっている場合があります。 二次性高血圧の精査は検査が必要なため、当院では行っておりません。 疑われる場合は、検査が可能な医療機関・基幹病院へご紹介します。

OUR CARE

当院の高血圧診療

心臓・脳・腎臓・血管を守ることを目的に、高血圧専門医が降圧療法を組み立てます。

POINT 01

高血圧専門医による診療

日本高血圧学会 高血圧専門医・日本循環器学会 循環器専門医が、血圧が下がらない原因を整理し、降圧薬の選択と調整を行います。

POINT 02

家庭血圧を軸にした評価

血圧手帳やアプリの記録をもとに、朝・夜の血圧の動きを確認します。診察室で測るより、治療方針を決めるうえで重要な情報です。

POINT 03

お薬の整理と続けやすさ

種類が多くて負担に感じている方には、効果を確かめながら、できるだけ続けやすい処方への整理をご相談いただけます。

こんな方はご相談ください

治療中の方
3種類以上の降圧薬を飲んでいても血圧が下がらない方/降圧薬の種類が多く、飲み続けることに不安や負担を感じている方/ これまで効いていたお薬で血圧が下がらなくなった方
血圧の測り方で
気になることがある方
ご家庭で測った血圧が 125/75 mmHg 以上になることが多い方/ 診察室と自宅で血圧が大きく違うと指摘されたことがある方
まだ受診して
いない方
健康診断で高血圧を指摘されたものの、まだ医療機関を受診していない方/40歳未満の若い年齢で高血圧を指摘された方/ 最近になって急に血圧が高くなった方
背景が気になる方
いびきが強い、睡眠中に呼吸が止まる、日中に強い眠気がある方/ 血縁のあるご家族に、脳卒中・心筋梗塞・大動脈疾患を発症した方がいる方

REFERRAL

当院で行えること・行えないこと

オンライン診療でできることには限りがあります。必要な場合は、検査や治療が可能な医療機関へご紹介します。

当院で行うこと

診療の内容
家庭血圧の記録・生活習慣・服用中のお薬を確認し、降圧目標に向けて降圧薬の選択と調整を行います。 診察後は処方箋を発行します。経過の確認やお薬のご相談は、診療後もLINEから承ります。

当院では行わず、ご紹介すること

二次性高血圧の精査
ホルモン検査・画像検査などが必要なため、当院では二次性高血圧の評価は行っておりません。 疑われる場合は、検査が可能な医療機関・基幹病院へご紹介します。
腎デナベーション
高血圧に対するカテーテル治療(腎デナベーション)は、当院では行っておりません。 この治療は、関連学会が定めた適正使用指針に基づき、認定を受けた施設で、指針の条件を満たす方に対してのみ行われます。 適応が考えられる場合は、実施可能な施設へご紹介します。
検査・身体診察
オンライン診療では、血液・尿検査、心電図・画像検査、身体診察を行うことができません。 経過の確認に必要な検査については、かかりつけの医療機関や健診機関の受診をご案内する場合があります。

NOTICE

治療を受けるうえでのご注意

お薬の副作用と、自己判断での中止について

起こりうる副作用
降圧薬では、立ちくらみ・ふらつき、だるさ、足のむくみ、空咳、尿の回数の増加、 血液中の電解質や腎機能の変化などが起こることがあります。気になる症状があるときは、早めにご相談ください。
中止・減量について
自己判断でお薬をやめたり減らしたりすると、血圧が急に上がることがあります。 変更をお考えのときは、必ず医師にご相談ください。
すぐに受診が必要な場合
血圧が著しく高く、強い頭痛・胸の痛み・呼吸困難・手足の麻痺・ろれつが回らない・意識がもうろうとするなどの症状を伴う場合は、 オンライン診療をお待ちにならず、ただちに救急要請(119番)または救急外来を受診してください。

保険診療についてのご注意

  • 受診には健康保険証(マイナ保険証)が必要です。
  • 診察料(自己負担割合に応じた金額)のほかに、システム使用料500円をいただきます。
  • 当院は処方箋の発行のみを行っております。お薬のお渡し・販売は行っておりません。服薬指導とお薬のお渡しは調剤薬局が行い、「薬局にご来局いただき受け取る」か「オンライン服薬指導のうえ自宅へ郵送してもらう」かをお選びいただけます(お薬代は薬局でのお支払いです)。
  • オンライン診療では、検査や身体診察を行うことができません。症状や経過によっては、検査が可能な医療機関の受診をご案内する場合があります。
  • 初診の方や、症状によってはオンラインでの診療をお受けできない場合があります。

まずはLINEでご相談ください

「今の血圧が目標に達しているか」からお気軽にどうぞ。